4月に試聴機をお借りしていたPolygonaボードの製品版が到着しました。
現在の規格ラインナップは
W330 H22 D210
W450 H32 D330
W450 H32 D450
の3種が基本で、ラックサイズに合わせて微調整の相談も受けて頂けると思います。
私の場合は真ん中のW450 H32 D330です。SNS紹介割引適用で結構お安くして頂きました。(詳細は非公開です)
価格が掲示してあるのはW330 H22 D210の小型機器用で、それ以上のサイズはお問合せという感じですね。
私の環境は奥行きが短いラック(380mm)なので、フルサイズのボードはラックからはみ出してしまいます。
私の場合はオーダーから製品到着まで2ヵ月ほど掛かりましたが、これは小型機器用規格を展開し始めたばかりのタイミングで、より大きなサイズで制作できないか相談したことによるもので、現在はもう少し納期は早くなるかもしれません。その代わりに制作工程ごとに進捗を親切にご報告頂いていました。その過程でボードの構造についてもある程度の解説をして頂き、これはなかなか期待が持てると感じました。所謂「ハニカム構造」で中心をくり抜いて外側とは異なる木材(”魂柱”)を挿入しています。ハニカムの強度と、異種コア材による振動パターンのコントロールとの合わせ技は、考え方のセンスが良いなと思います。そして表面材の上から、漆と硬化剤を混ぜながら仕上げていくことになります。
標準価格は若干高めな印象もありますが、きちんと手間をかけていることがわかりますし製品も納得の出来栄えです。音のレビュー等は次回以降の予定です。