今年買って良かったモノ、振り返り

据置ヘッドホンシステム

前回記事でブロック図を書きましたが、この構成はほとんど去年の時点で固まっていたものであり、大きな変更点がないまま推移しました。

yuki3.hatenablog.jp

「楽曲の音楽性が十分に引き出されており、色温度が自分の感覚に合っていること」

私がシステムを組む上で大前提となっている条件であり、これを叶えるのが現実的な価格帯でCHORD QUTESTしかないのかな、というのが結論です。このDACは諸特性も優秀な部類に入りますが、私はこのメーカーについて音楽性と質感を評価しています。

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最近になって中華系からAK4499+AK4191搭載DACが続々とリリースされてきました。特にGUSTARDは期待していたのですが、どうも芳しくないようで実際の購入は保留しました。評の「ヌマッとして質感が出ない」点は私の最大の懸念事項です。例えASR的な諸特性は良くても、長く愛用できない、すぐに飽きてしまう予感がしています。

音作りのノウハウがあるメーカーがこのDACチップを効果的に実装した製品が出てきた時、本当の意味でトレンドが移り変わるのではないかと思いますが、現時点では私はまだまだ様子見という感じです。

ポータブルオーディオ

今年ようやくfinal A8000+Shanling M8という構成でデビューしました。据置ヘッドホンを10年やってからポタオデに手を付ける人というのも珍しいのではないかと思います。

ヘッドホンで聴くのが今ではクラシック中心になっているので、昔好きだったアニソン・同人音楽(LNは今もヘッドホン側でもずっと聴いています)をポータブル側でもう一度追求してみようと導入しました。このポタオデシステムは、現時点では据置ヘッドホン側ほど音楽性を固めていません。それはイヤホンやDAPを買うこと自体が初めてということもあって、あまり個性的に振らずに「普遍的なリファレンス」を常に手元に持っておくことから始めようという考えもあります。

3カ月程度聴き込んである程度感覚が掴めたので、来年以降ポタオデ側はガラッと構成を変更する可能性があります。

デジタルカメラ

RICOH GRIIIXを購入して、休日に軽装のボディバッグでもDAP+イヤホン+デジカメの3点セットを詰められるので色々なシーンで便利になりました。eイヤにてSHANLING M8でイヤホン試聴したり、その逆にfinal A8000でDAPを聴き比べして、帰りには上野で途中下車して公園口から散策して写真に収めるというような休日の過ごし方。

本格的な一眼レンズと比較すれば厳しい面もありますが、何より手軽なスナップの楽しさを実感できるコンデジで、癖はありますが独自の撮り味も魅力的。

TWS

あえて書き出す順番を入れ替えました。Noble FoKus ProはDAPもイヤホンもコンデジも持ち出さない平日の隙間時間に、スマホから直で聴く用途で購入。

正直あんまり稼働時間は多くないのですが、ノリが良く楽しく聴ける音でフェイスプレートのデザインも洒落ています。あまりガチガチに詰めたオーディオに興味のない女性でも、これを見せると受けが良かったりします(笑)可愛いって言ってもらえる。

ワイヤレスイヤホンというカテゴリー自体はそれなりに一般層にも認知されているし、Airpods Proは持っている人も多いからかな?

来年もLA SOURCEをよろしくお願いします

というわけで今年の総括でした。最後の更新は前回の据置システムブロック図に写真を添付して明日追記して終わりです。

何気にブログアクセスが近々累計50000HITとなります。直近の動向を見るに結構軌道に乗ってきた感触があるので、来年も色々試行錯誤しつつのんびりやっていきたい所存。