前回記事の電源試聴会。スピーカーはFOCAL KANTA N°2であった。
イベント終了後、お客さんが少なくなった頃合いを見て、持参Discで試聴をお願いしてみる。
☝お出掛け試聴セット
FOCALはヘッドホンUtopiaの鮮烈な印象が強かったけれど、スピーカーは幾分「カジュアル」な感触。
基本的な性格として低音も膨らむ帯域があり、高域も若干持ち上げられたポイントがある。
声は少々ブレスやリップが目立つかな。。。
でも不思議と親しみやすい柔らかさが同時に備えられていて、非常に音楽性が高い。
電源比較イベントでは、その趣旨に則って分析的に聴いてはいたけれど。
やっぱりこのスピーカーは本来そういう聴き方で臨む機種ではないのかも、なんて思ったり。
持参Discで試聴していた時間、結局電源の取り方を途中で変更するとか一度も申し出なかったもの。もうずっと聴き入ってしまって。。。
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普段、自宅ではFinal D8000ヘッドホンで聴いていることもあって、
「ロリィタノィロォゼを良いスピーカーで聴いてみたら、どうなるのか」
っていうところがとても気になっていて。
店舗の雰囲気で、「ここなら申し出てみても大丈夫かな」って思ったら、店員さんに頼んでみることにしています。
ダイナについては1Fのヘッドホン展示スペースではよく試聴していたけど、ことスピーカーに関しては特に上階は敷居が高くて。。。
ユニオンは4Fのアクセサリー館は以前からケーブル買ったりして出入りしていて、Jorma Design No.3 RCAを買ってみようかなって思った際に『店員さんの側から』「試聴してみる?」なんて提案されたので私の方が面食らいました。
他のフロアはどうかわからないけれど、アクセサリー館の店員さんって何か本当にオーディオ楽しくて仕方ない人ばかりって感じ。話聞いてて面白いもの。
オーディオショップって確かに敷居が高くて、店によっては試聴をお願いしたら面倒そうな顔をされる、とかそんな話は今でもあちこちにあるんだとは思うけど、でもその店員さん達って本当にオーディオが好きなのか、もっと言えば音楽そのものが本当に好きなのか、意地悪に勘繰りたくなる性分。