過熱競争の外側から

前回記事でOJIさんとお話したときに、今時のイヤホンについてもちらっと話題に上がったのを思い出して。

yuki「BAドライバーの数が増えるほど低音はボワついて、高音は変なピークが乗るし、中域は曇る傾向にあります。」

OJIさん「物理的にそうなりますから。」

yuki「今10個どころか20個入ってるのなんてありますよ・・・」

 

HPFESを後にして、夕方からtinyreminderさんとオフ会。

上記の話を思い出して振ってみると

「3BAが限度でしょう。今はもう、相当深刻な状態になってます。

耳が痛くなるものばかりで。。。」

 

そういえば、普段から音の濁りにうるさい🐺ちゃんも、BAの数が増えるほど・・・

 

 

私の周りの方々の声は、だいたいこんな感じです。

巷の評価はどうなんでしょう。ああいうのが各社からどんどん開発されてるってことは、ユーザーはこういう音を良しとしてるってことなんでしょうか。

 

それでも、古くからの歴史あるメーカーは、この多ドラBA競争には乗っかっていない、ということは思い出すべきですよ。

SennheiserAKGSHURE(SE846は4BAですが、音楽的には破綻せず聴ける)

国内だとFinalもやっぱりこの流れには乗ってない、そして音源の音楽性はきちんと残ってる。

 

アメリカは結構この多ドラBA路線に行ってて、後は中国・香港あたりが続いてる印象。

米国はともかくアジア系ベンチャーに関しては、次第にこの流れは収束するんじゃないかとは思ってます。

彼らは市場リサーチは上手いけどその分撤退するのも早いので。