いつかはフルサイズ・・・と思っていましたが、意外と現実的な価格で揃えられる組み合わせがありました。
LUMIX GF9→RICOH GRIIIXと小さいカメラばかり使ってきた私も、いよいよ本腰入れてフルサイズカメラと単焦点レンズに挑戦です。レンズ込みで1100g程度の重量ですが、グリップ感が良好なのでそれほど重たくは感じません。
休日の朝、外出前に試し撮り。
根津神社にて。つつじ祭りでしたが例年より開花が早く、つつじはあまり残っておらず。
50mmの場合、フルサイズらしく背景をボケさせるには結構寄る必要があるのだけど、実際には思った以上に離れた位置で撮っていたようで。何か思ったような写真が撮れていません。もっと背景が「どこで撮ったのか分からないくらい」になるのがむしろ普通なので。また主題となる花が画面の広範囲にある場合も撮るのが結構難しい・・・
これはたまたま寄れて一カ所の花をクローズアップしたので背景はそれっぽくボケてはいます。でも、何かモサモサしてる・・・？
写真の出来は場数を踏んで少しずつ上手くなるしかないわけですが、この日撮影していて思ったのは、「ファインダーを覗いて撮るってこんなに楽しいんだ」と。
根津神社のつつじ苑は人出が多くてじっくり構図を決めたり、寄って腰を落とす余裕がなかなか取れなくて、構えて2～3秒でサッとシャッターを切るのを繰り返していた感じです。それでも、背面モニターを見るのとファインダーを覗くのでは「撮る行為としての楽しさ」がまるで違います。また、この日のような晴天下ではモニターは反射して全然役に立ちませんが、ファインダーはそうした影響を受けないので便利でもあります。
本日のベストショット。代々木公園のハーブガーデンにて。
Nikon Z5は現行他社APS-Cの高級モデルより実売価格が安かったりするので、フルサイズ入門で無難な選択なのかなと思います。富士フィルムのX-T5のボディ代だけでZ5とNIKKOR ZのSラインレンズが賄えちゃうんですよね。それなら、思い切ってフルサイズに行ってしまおうと。
富士フィルムの色味は好きだなぁとは思いますが、こちらのメーカーは数年後にでも気が向いたら・・・？
