AFレンズでMF動作は難しい?

半年使い込んで、少しは上達したかな?

Nikon Z5 , NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

9月中旬の撮影です。購入直後の春先に比べれば大分扱いに慣れてきて、仕上がりにも手応えを感じ始めていた頃。

10月の頭になると、長文大魔王ぱすてるぴあのさんからDMが。

「最初より大分良くなってきたから、そろそろ違う画角のレンズ買おう」

「中望遠85mmくらいがオススメ」

「マニュアルフォーカスでも良いんじゃない?」

「中華レンズ安いし遊べるよー」

私の返答も待たずに連投してくるのは、いつものことなので。

(DMの過去ログがエラーで表示されません。記憶を辿って起こしてますが、基本的に私が1を返せば10で返ってくるお方)

正直に言えば中華レンズには「安かろう悪かろう」の先入観があり、特に注視してきた対象ではありませんでした。また、マニュアルフォーカスは「果たして私に使いこなせるのか?」という不安が。

AF/MF切り替えスイッチで練習してみる

これまでピント合わせはAFに頼っていましたが、MF切り替えスイッチがあるのでまずはこれで練習してみることに。

しかしあまりの使いにくさに驚愕。余計に不安が増したわけですが、結果的にこれは杞憂というか、AFレンズでMFの練習をすること自体が無意味であることが後に分かります。

上野東照宮ぼたん苑 
「ダリア綾なす秋の園」

結果としてはきちんとピント合ってますが操作性はすこぶる悪く、一枚を撮るのに普通ではありえないくらい時間を掛けていました。このNIKKORレンズ、フォーカスリングに始点と終端が存在しません。MFとして使う場合でも電子制御で回転角を読み取ります。しかもその反応には微妙なラグがあるように感じました。ピント合わせの微調整が手の感覚と連動していないので、ワンテンポ遅れた時には行き過ぎている。これを戻す際にも、やはり回し過ぎてしまう。

正直、AF/MF切り替えスイッチは「機能としてはあるけど、これでMFを中心に使う人はいない」だろうと。

ぱすてるさん「AFでMFの練習しても意味ないよ」

あのーそれ先に言って欲しかったんですが(二日間めちゃめちゃ練習した

740gの本格的中望遠単焦点レンズが実質25000円 ! ? (◎_◎;)

Amazonリンク先は28000円の中古ですが、ヨドバシだと27400円で新品買えます。しかも10%ポイント分を考慮すれば実質25000円を切る驚愕の安さ。

こんなの国産大手では絶対にありえないことです。MF専用で内部に電子回路を組み込む必要がないので、その分コストは下げられますが。それを考えても、この重量とサイズの本格的な中望遠単焦点がこの価格は「あまりにも破格過ぎる」

脳死で確保しました。後は練習あるのみ。