ュカシ夛先生によるオーディオクリニックを受診しました

過去記事にある通り、複数回に渡ってュカシ夛さんの御宅にてオフ会を開いて頂きましたが、

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今回のオフ会では、初めて私の家にお越し頂きました。自分の中では、「実際の出音でいくつか気がかりなことは残っているけれど」やれることは一通り手を入れたと考えており、現時点での私の音を聴いて頂きたいと思いこのタイミングでのオフ会を企画しました。

 

拙宅のオーディオ環境のトラポはFiiO R9で、PCはオーディオの信号経路に直接関係はないのですが、直近の2年間はカメラ趣味を平行させていることもあり、現像ソフトを立ち上げて写真の調整をしつつ、合間にネット巡回しながら音楽を聴くスタイルが自分の中で定着しています。

よってこのオフ会では最初はPCを起動した状態でしばらく聴いて頂き、その後PCをシャットダウンして第二部という進行を想定していました。

 

ところが最初の1曲を聴いて頂いてすぐに、「もうPCを落として頂いてもよろしいですか?」と促されました。やはり「普段聴き」の出音は芳しくないようです。

PCをシャットダウンして、最近はPCモニターの電源もオーディオ側のタップに挿しているので、これも抜きます。

想定よりだいぶ早い進行で第二部がスタート。曲目はバーバーのヴァイオリン協奏曲、演奏はギルシャハムを再生する直前に、私はこのように前置きしました。

「最近は、なぜか以前より『色』がちゃんと出ないんですよね。。。」

 

--------------------------------------再生終了

「全然、(色が)出てないです。白飛びしている感じもありますね。

それに、組み合わせや機器の素性が良いのは分かりますが、

これは⛄さんの音ではないです。

 

この時の内心の衝撃と動揺は、向こう数年忘れることはないでしょうね。。。

実は、PASS HPA-1を我が家に迎えて最初の頃にちゃんと出ていた、この「色」が、いつの間にか消えてしまっていたのです。その原因が皆目分からず、しかし慣れというのは恐ろしいもので、段々と自分を誤魔化していくようになり「こんなもんじゃないかな」となってしまう。

全てを見透かされている気がした。今の音に、自分自身が本当は満足していないことも。

 

「まだまだ全然いけるはずです。

きっと何か、ボトルネックになっている箇所があります。」

こうしてュカシ夛先生によるオーディオクリニックが始まりました。

 

PCデスク足元の棚にオーディオリプラスのタップ、ヘッドホンスタンド、そしてカメラの防湿庫を設置しています。先生はここに目を付けました。

「まずヘッドホンスタンドだけ降ろしてみますか?」

白飛びは消えましたが元の色は余計に見えなくなり、寂しい感じに。

「⛄さんは白飛び消えてもこの方向じゃダメですよね」

これもピタリと当ててきます。段々恐ろしくなってきました。。。😓

次に防湿庫も降ろします。加えてオーディオタップの位置を右上隅にビタ付けだったのを、縦横5cmずつ手前に引き出してみます。

だいぶ外観がスッキリしました。

三度目の同じ曲を聴きます。

「これなら、OKだと思います。聴いていてとても楽しい・・・。どうぞ、⛄さんも。」

促されて、私も確認してみます。結果は・・・

「あれだけ迷子だった色が、完全に戻ってきた」のです。

目玉が飛び出そうなくらい驚きましたね。。。

そして色彩感以外にも、あらゆる観点で過去最高の音が出ています。

 

これはいったい何が起こったというのか?

理解が瞬時に追いつかない。

そして、自分のシステムがこんな敏感な音の変化をすること自体、全く今まで気づけなかった。

しかも、ュカシ夛さんは私が手詰まりになっていた音の延長線上に、私のイメージする理想の音の解釈を擦り合わせた上でプレゼンすることに成功しているのです。

こんなことが現実に可能なのか?私には到底持ち得ないスキルです。

この後、試しにヘッドホンスタンドだけ中に戻してみると、急に音が鉄臭くなりました🤣

やはりオーディオ以外の不要なものを置いてはならないことが身に染みて分かりました。。。

 

とにかく、私のシステムが思わぬ形で完全復活+αのブーストが加わりました。今すぐにでも自分で色々な曲を聴いて確認したいところですが、そこは後日レポートすることにしましょう。オフ会のタイムリミットが近づいていますので、なるべく多くのセレクト楽曲をュカシ夛さんに聴いて頂きます。

クラシックやLN以外にも多様なジャンルをバランスよくリストアップしておきましたが、特に東方ピアノアレンジのEverFades - Reverie を気に入って頂けたようです。

 

オフ会の全体の進行は以上になります。3時間とは思えないほどの、あっという間で密度の濃い内容となりました。

私自身、勉強になることが大変多い実りある会になりました。そして、近年の自分のオーディオへの向き合い方が、言い訳にもなってないですがカメラに意識が数年向いていたことも影響して甘さが出ていたことを痛感しております・・・。

「最初の音では、正直言って解釈違いのままでした。」

その音を私は感覚が麻痺したまま聴き続けていたのですよ。。。

普段でかいことを言っておきながら、この程度の者なのです、私は。。。

 

でも、過程はどうあれ、私は浮上の糸口を見出せました。

自分に様々な方面でスキルがないことは自覚しています。でも、なぜか重要な場面で人の縁に恵まれているみたいで、腕を引っ張り上げてくれる方が現れるんです。

どうやら、私は運だけは良いみたいです。

 

このオフ会記事はタイトルを変えて後編に移ります。

「本当の意味での使いこなし」