「お気に入りクラシックアルバム紹介」シリーズの第2回は、サミュエル・バーバー。
と言っても、取り上げるのは2枚だけです。しかも演奏家はどちらも同じ。
*複数の作曲家の作品が1枚に収録されている場合、私が気に入っている方を代表的に選出します。
- Violin Concerto - Gil Shaham , Andre Previn (1993) [DG]
- 1930s Violin Concertos - Gil Shaham (2014) [Canary Classics]
どちらもギルシャハム演奏のバーバー:ヴァイオリン協奏曲 を選出しました。今日はこの2枚だけです。
この先は「私的なオーディオ」に絡めた話になります。
レーベルの違いはあるものの、20年の時を経て同じ楽曲が録音されたこの2枚を聴き比べてみた時、過去の私は明確に前者(93年のDG)に照準を合わせており、この黄金色が見える感覚を頼りにオーディオシステムを調整しておりました。再生回数にも如実に表れていて、2014年のCanary Classics版はさほど聴かず専ら93年DGばかりリピートする日々。
ところが現在、この状況が変化しています。去年の夏にFOCAL UTOPIA SG導入したあたりからその兆候はありましたが、決定的だったのが先日の壁コンセント工事です。
今日の記事化を前に改めて聴き比べてみると、DG版で以前は見えていたはずの色がだいぶ薄くなっていることに気が付きます。そして代わりに2014年Canary版において今まで認識出来ていなかった良さが見えてきたのです。
これは明らかにシステム調整の焦点が最新録音寄りにシフトしている。それによって得られた視点もあるけれど、正直な心情としては、全てを手放しで喜ぶことも出来ない。
取り外した古い壁コンセントは、もう処分してしまった。せっかく工事したのだし、ここはそのままで「あの色を取り戻す」手立てはないのか。
思案を重ねる日々。