High Fidelity Cables MC-0.5 Magnetic Wave Guide

 

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Audio Replas SBT-4SZ-MK2 , High Fidelity Cables MC-0.5

 磁気の力で導体を流れる電子を中心に凝縮させるというアイテムで、電源タップの空きコンセントに使用します。

ストレートの電源タップ、例えば4個のコンセントが一列に並んでいる場合は、インレットに近い位置にMC-0.5を配置することが推奨されています。

・・・外側から引っ張った方が内側のコンセントにも効くようなイメージなんですが、どうも違うようです。

しかし私の電源タップはインレットが筐体中央に配置されているので、どのコンセントに対しても等距離・・・いったいどこが正解なのですか?(

 

効果の確認にも1000時間=40日程度が必要、しかも外したらリセットという鬼仕様。

一応3日程度で認識可能な進行は確認できましたが、正直言って最初の1個を買うことへの心理的ハードルが高いかと。国内定価と現地価格の差を見ると正直萎えます(

幸いオーディオユニオンが輸入元と交渉して、ハードケースが付属しない代わりに本家価格とあまり変わらないレベルまで頑張ってくれています。商品の性格上、タップの空きコンセントの数に応じてまとめ買いしたユーザーが、その後システムの拡張等により不要になった分を放出したりするのか、それなりに中古市場にも見かけます。

何だか見かけ上の定価を吊り上げておいてお得感を演出されてるような気がs(ry

上位モデルが色々展開されてますが、個人的には下から2番目のMC-0.5 Helix+でお腹いっぱいですな。もしくは、「システムに近い位置」という意味で言えばRCAアダプターの方が興味あります。

 

さて音質ですが、これまた「時間のかかる割にはデモ映えしない」タイプで、全体的に玄人向けのアイテムです。

音場の左右方向より奥行きへの意識が高まる印象で、中央の濃さ・陰影感の深さが出てくる傾向です。そして温度感はしっとり系に振れるのが私の好み。

S/Nを上げるが微細な情報量は減っているという評もあります。これも理解できる視点ではありますが、私の感覚では掲示される情報のひとつひとつに説得力があるというか・・・月並みな表現ですが「音楽性を高める」という方向に行きますね。

 

某定価50万円の上位モデル(実売33万円?)等については・・・聴き分けできる耳と文章構築力と財力のある方に任せます(

とりあえず私は、MC-0.5 Helix+と、RCAアダプターを追加する可能性が今後ある、というぐらいに留めておきましょう。